株式会社ステップ代表取締役甲斐です!
学校のことお友達のこと、こどもたちには色々な悩みがあります。特に、学校へ登校するのを嫌がるお子様は繊細で些細なことでも自分ひとりで決められず、何でも相談して保護者に決めてもらうことが多い傾向にあります。
子どもたちの悩みに対し保護者の皆様はどう対応していますか?
「○○すればいいんじゃない」「それは○○だからなんじゃないかな」
こんな風に解決策を提案したり、ポジティブ思考に変えてあげたりと保護者の皆様は一生懸命に問題を解決してあげるために声かけしている姿をよく見かけます。
ただ、解決してあげたいという思いを優先しすぎると、子どもたちは成長の過程で自分自身で悩みを解決することができなくなってしまいます。
さらには、何か壁にぶつかり問題の解決ができなくなってくると、こどもたちはストレスが溜まり、保護者に対して八つ当たりしたり、場合によっては恨みを持つようになってしまうお子さまもいらっしゃいます。
保護者の皆様は無意識でおこなっている保護者様がほとんどなので、もしかしたらピンとこないかもしれません。
そこで今回は自分が「こどもの成長を奪い取っていないか」のチェック項目をいくつかあげてみましょう。
@ こどもが相談してくると解決してあげたいと思いから様々なアドバイスをしている。
A 機嫌が悪くなってくると自分のせいにしてくるような気がする。
B 周りからは面倒見の良いとても良い親に見られていると思う。
C 小さいころから学校の準備や制服の用意など忘れ物がないようにチェックし、サポートしてきた。
心当たりのある場合は、こどもの成長する機会を知らず知らずに奪っているかもしれません。
では、どのようにすればよいのでしょうか?
それは、こどもたちを信じて自分で解決させるようにする。ということです。
もちろん、悩みによっては保護者様が間に入ったりしなければいけない問題もあると思いますが、そうではないなら、できるだけ自分で解決させるようにしましょう。
こどもたちが一生悩みを抱えずに生きていくことは不可能です。だからこそ、こどもの頃にたくさんの問題を自分や家族以外の他者と協力し、乗り越えていけるように見守ってあげて欲しいのです。もし、今日、こどもが何かを相談してきたら「○○ちゃんなら自分で解決できるよ」と声をかけてみてください。
それは、お子様の成長のチャンスです。
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