株式会社ステップ代表取締役甲斐です!
本日は不登校のお子様が学校へと再び登校を始めるときのサインについてお伝えしたいと思います。
様々なケースがあり、全ての不登校生にあてはまるという訳ではありませんので、ご了承ください。
まず、不登校になったらエネルギーの充電が必要です。
エネルギーが充電されていないときに学校への登校を促しても効果はありません。まずは、お子様の話をよく聞いて心のエネルギーを充電しましょう。
心の充電ができ、自己肯定感が出てきたら、本人の口から学校への登校の話がポツポツと出てきます。
この時も大切なことは、本人の意思で決めるということです。本人がまだ悩んだり迷ったりしている段階で無理矢理学校へ登校させると、反動で再び不登校へと戻ってしまいます。
この時期は再登校について色々な方法があることを伝え安心させてあげましょう。
そして、学校へと登校する段階での大きな不安が、学校生活での不安と友だち関係、学習面の遅れです。
学校生活への不安というのは、朝から下校時間まで過ごすストレスです。学校では係りなどの決められた役割があると思うのですが、担任の先生に相談し、負担の少ない係りなど配慮をお願いするとよいでしょう。
次に、学習面の遅れです。不登校になると勉強時間が減ってしまい、気持ちも勉強から離れてしまいますが、登校するとなるとこのことが大きなストレスとなります。登校して授業を受けてもついていけないからです。
周りのお友達がまるで天才のように感じてしまい、学校へのハードルは非常に高くなってしまうのです。
ステップの生徒は90%以上が学校へ登校するか、フレンドシップや支援センターなどの出席として認定をしてくれる機関への出席をしています。
この数字は驚かれるかもしれません。これは、保護者様と共に適切に支援をすることができた結果なので、私にとっては自然なことなのです。
ここは重要ですが、
学校への登校や進学が私たちのゴールではありません。お子様が自信を持って自分自身を成長させ、強く生きる力をはぐくむ事が最大の目標なのです。
|