株式会社ステップ代表取締役甲斐です!
本日は、不登校になり、どう対応すればいいのかわからない。という保護者様へのお話です。
様々なケースがあり、全ての不登校生にあてはまるという訳ではありませんので、ご了承ください。
子供が不登校になり、どう対応すればいいのかわからない。
学校を休ませた方が良いのか、強引に登校させた方が良いのか。保護者の方は毎日葛藤されているだろうと思います。
この件についての答えは、ひとりひとりの状態によっても全く違うため、ブログでお話しする事はできませんので、やってはいけない間違った対応についてお伝えしたいと思います。
それは、自分の子供時代と比較する。という事です!
私が子供の頃はこんなことは全くなかったのに!
という気持ちで不登校のお子さまと接する事は今すぐにやめて頂きたいと思います。
なぜかというと、自分と比較すると腹が立つことが多く、そのような状態では冷静に適切な対応をとることができないからです。
自分の子供ではあるけれども、自分とは別の人格の持ち主だという事を理解してください。
それから、お子様の話を聞きましょう。全てを受け入れて欲しいのです。
子供たちも必ず葛藤しています。苦しんでいます。学校の先生の中にも「逃げ」とか「甘え」とか、言う先生が未だにいらっしゃいますが、その考えのもとで子供へ指導を行い、うまく行ったことがあるでしょうか?残念ながら、ほとんどはうまくいかないはずです。
2017年10月7日現在、ステップの生徒は90%以上が学校へと登校しております。出会った頃は全員が不登校でした。
適切に対応することがどれだけ大切かという証でもあると思います。 もちろん、無理矢理学校へ登校させることはしておりませんし、誘導もいたしません。子供たちの気持ちが変化していくのです。
ここは、誤解しないで頂きたい重要な部分です。 私たちの仕事は、子供たちの心を整え、自分の気持ちについて考えてもらい、もう一度立ち上がろうと決心するその日に備え、しっかりとした学習指導とメンタルトレーニングを行うのです。
このブログを読んで下さった保護者様には、不登校からの回復を早めるのも、足を引っ張ることも、親の影響がとても大きいことを理解し、適切な対応をとって頂きたいと願っております。
|