株式会社ステップ代表取締役甲斐です!
本日はどんな子が不登校になりやすいのか。という点について書きたいと思います。
もちろん、様々なケースがありますので、全ての不登校生にあてはまるという訳ではありませんので、ご了承ください。
@ 優等生タイプ(花形スタータイプ)
A 空気を読み過ぎてしまうタイプ(非常に敏感なタイプ)
B ご家庭の事情により環境の変化が多かったタイプ
もっとも多いのが@の優等生タイプ(花形スタータイプ)です。このタイプの生徒たちは小学生時代から、「成績優秀」「学級委員や部活動の部長などをしていた」「中学受験を経験した」「スポーツで表彰されたことがある」など多くの場合、学校の中でも目立つ存在だった子供たちです。
@タイプの子供たちに共通する点は、”非常に真面目な性格である”ということです。この子たちは周りの期待や親からの期待にも応えたいと頑張りますし、自分自身にも高いレベルを求めます。その結果、気付かないうちに追い込まれていたというケースが多く見られます。
次に、A 空気を読み過ぎてしまうタイプ(非常に敏感タイプ)です。このタイプの生徒たちは周囲の様子の変化などに非常に敏感で、周囲への気配りから自分のキャラを変えてまで周囲との調和をはかろうとします。性格は明るく、友達も多い活発なタイプです。しかし、同時に非常に繊細で敏感な性格の持ち主でもあります。この子たちは気配りをしすぎてしまい、周囲から求められる自分を演じていた結果、くたくたに疲れてしまうのです。
そして、最後はB 家庭環境に変化が多かったタイプです。
この子たちは、ご家庭の事情で転校が多かったり、夫婦仲が悪い、お母様が苦労された、または、ご両親の離婚、再婚を経験しています。
非常に優しい性格なので、家庭環境の変化も受け入れてきたタイプです。話をすると大人のような印象を受けますが、実際は子供の部分も多く残っており、それを伝える事が上手ではありません。その為、他人に心を開くことが難しく、コミュニケーションも苦手なことが多く見られます。生活のリズムが崩れやすいのもこのタイプに多く見られます。
今回はこの3つのケースの子供たちの特徴をお伝えいたしました。いかがでしたか?不登校になりやすいお子様のイメージが変化したのではないでしょうか。ご覧いただいた通り、一見すると”不登校”というイメージからは程遠いと感じると思います。
私たちが接しているお子様はこのように素晴らしいなと感じる子供たちが本当に多いのです。だからこそ、本当のその子らしさを取り戻したい!と心から思います!!
子供たちのひとりひとりの課題を見つけ、メンタルトレーニングと学習指導を行いながら、困難を乗り越えられる精神力を養う事が、再登校や志望校への進学へとつながっていきます。
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