「不登校から大学生活へ - 彼の6年間の歩み」
彼と出会ったのは、中学1年生の秋でした。初めは、人が怖く、目を合わせることさえできませんでした。お母様も、息子さんの不登校にショックを受けていました。
ステップでは、臨床心理士の男性講師が担当し、彼の好きな漫画の話をきっかけに、会話を重ねながら学習を進める形で少しずつサポートをしていきました。また、おかあさんの不安についてもサポートしました。
少しずつ彼は再登校ができるようになり、高校受験にも挑戦しました。
そして、高校時代は完全登校ができるように。
学習も真面目に取り組み、成績も優秀だった彼は、ついに大学に合格しました。
そんな彼から昨日、久しぶりにメールが届きました。今の大学生活がとても楽しいこと、そして不登校からの回復を支えてくれたことへの感謝が綴られていました。
私たちが最も嬉しい瞬間は、こうした言葉をもらうときです。
彼がさらに成長し、幸せな未来を歩んでくれることを心から願っています。
彼の人生の新たな一歩を、いつまでも応援し続けたいと思います。
カテゴリー: 不登校について
投稿日:2024年10月10日