発達障害お子様は音読が嫌い
ステップ鹿児島代表取締役甲斐です!
今回は発達障害のお子様に音読を嫌がるという問題を取り上げたいと思います。
発達障害という言葉には色々な生き辛さを伴う障害が含まれており、程度も様々で幅が非常に大きく一言でいう事はとても難しいです。参考にできる方と、そうでない方がいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
小学生の生徒の保護者様からご相談が多いのが、この問題です。
「音読が苦手です」「音読を嫌がります。」
ですが、正直に申し上げますと、全体的にご家庭にある本の数が少ないと思うのです。
小学生になると、国語の教科書の音読が宿題で、でますね?
ご家庭でそれ以外の本を読んでいらっしゃいますか?
発達障害のお子様は言語系に苦手を抱えているお子様が多く、文字だけではなかなか理解できないということが多いです。ですが、放っておけば、益々嫌いになってしまいます。
では、どのようにすればよいのでしょうか。
発達障害のお子さまには絵本を読み聞かせてあげましょう!
絵本は、苦手な言語系を絵(視覚)で補うという発達障害のお子様にはぴったりの教材です。
現在は様々な文学的な本が絵本になっており、高学年〜中学生になっても十分読み応えのあるものがたくさんあります。
幼少期のようにお母様の声で読み聞かせてあげるとよいでしょう。
次は本人に音読をしてもらいます。
ここでのポイントは、2分とか3分とか、本人が読むことに集中できる時間で区切ってあげることです。
これを毎日繰り返します。根気がいりますが、毎日です!
そうしているうちにだんだん音読できる時間が伸びたり、時間内に音読できるページ数が増えてくるのです。
次に、2つ目の重要なポイントです!
保護者の皆様、本を読んでいらっしゃいますか?
特にお父様に多いですが、お子様には音読をしなさいと言いながら、ご自分はテレビを見たりしていませんか?
お子様に本を好きになって欲しいのなら、ご自分も読書をしてほしいです。
そして、その内容をお子様に楽しく話してあげましょう。絵本でも構いません。
この問題は発達障害は関係なく、環境の問題です。 発達障害のお子様は苦手な事も多いので、根気がいりますよね。
ですが、手をかけた子供ほどかわいいです!子供たちも私たちも毎日少しずつトレーニングしていきましょう!
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