夏休み後半「お子様のダラダラ」に不安を感じている保護者様へ
夏休みも後半に差し掛かると、多くの保護者様からこんな声が寄せられます。
- 「お子様が一日中ダラダラしていて、イライラしてしまう」
- 「受験を控えているのに勉強する姿が見えず、このままで大丈夫なのかと不安になる」
こうしたお気持ちは、決してあなただけではありません。実は同じような不安を抱えている保護者様はとても多いのです。
なぜ夏休み後半に不安が強くなるのか?
夏休みに入ったからといって、お子様が急に変わったわけではありません。むしろ「親子で一緒に過ごす時間が増える」ことが一因になっています。普段なら見過ごしているお子様の姿が、長い休みの間はどうしても目につきやすくなるのです。
また、毎日の食事作りや家事の負担も増え、お母さん自身の疲れやストレスが高まっていることも、不安やイライラを強めてしまう要因です。
ポイントは「一旦お子様から離れること」
中学生のお子様を持つ保護者様に特に大切なのは、「一歩引いて冷静になる時間を作ること」です。お子様はもう自分の時間を過ごせる年齢ですから、親が少し距離をとることはむしろ成長を促すきっかけになります。
具体的には次のような工夫がおすすめです。
- 午後の数時間は「自由時間」と決める
お母さんは自分のために過ごす時間を確保し、意識的にお子様と距離を置く。 - 「今日は何をやる予定?」と問いかける
学習計画を一方的に決めるのではなく、お子様自身に考えさせ、主体性を尊重する。 - 1日だけ「見守りデー」をつくる
「勉強しなさい」と言わずに信じて見守る。お子様のペースを尊重する姿勢は、信頼関係にもつながります。
お母さんの安心が、お子様の安心につながる
保護者様が不安な気持ちのままでいると、お子様もその雰囲気を敏感に感じ取ってしまいます。逆に、お母さんが心を落ち着けて安心した気持ちで過ごしていると、それがそのままお子様の支えになります。
この夏は、ほんの少しでも「自分の時間」を意識的に作りながら、お子様を信じて見守ってみませんか。お母さん自身が安心していることこそ、お子様にとって一番の力になります。
そして、どうしても不安がぬぐえないときや、1人で抱え込むのが難しいと感じるときには、私たちのような専門家に頼ってみるのも大切です。専門家と一緒に子育ての悩みを分かち合うことで、お母さんの心も軽くなり、お子様にも安心感が広がっていきます。
さいごに
夏休み後半の「ダラダラ」に不安を感じるのは自然なことです。でも、それは「お子様が怠けている」からではなく、「親子の時間が増えたことで見えるものが増えた」「お母さん自身が疲れている」ことが背景にあります。
無理に1人で背負い込まず、時には専門家を頼りながら、一緒に子育てを続けていきましょう。
私たちはいつも、そんな保護者様の頑張りを心から応援しています。🌸
カテゴリー: 生徒・保護者様へ
投稿日:2025年08月28日