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実際にあった!生徒が語る「親にされたつらい記憶」

私たちは日々、生徒たちとじっくり向き合いながら、その心の声にも耳を傾けています。そのなかで、とても多いのが「親に言われたひとことが忘れられない」という声です。

 

もちろん、どのお母さん・お父さんも悪気があるわけではありません。「頑張ってほしい」「ちゃんとしてほしい」という思いから出た言葉や行動が、実は子どもにとっては“心の傷”になってしまうこともあるのです。

 

今回は、実際に生徒たちから聞いた「親に言われてトラウマになった言葉・行動」をご紹介します。

どれも、誰もがつい口にしてしまいそうなものばかり。ぜひ一度、見直してみませんか?

 

 

1. 「どうせダメなんでしょう」

 

 

これは受験を控えたある生徒が、お母さんからかけられたひとことです。

 

お母さんとしては、「もっとやれるでしょ!」「悔しくないの?」という気持ちがあったのかもしれません。しかしこの言葉は、子どものやる気を失わせるだけでなく、親子の信頼関係にもヒビを入れてしまいました。

 

期待があるからこそ、伝え方には十分な配慮が必要です。

 

2. おもちゃやゲーム機を壊す

 

小学生のお子さんに対して「学校に行かないならこれを壊す!」という行動をとる保護者も少なくありません。

 

しかし、大切にしていたものを壊されるという体験は、子どもにとって「心そのものを壊された」と感じるほど衝撃的です。言葉で伝えるよりも強い“暴力”として記憶に残ってしまうことも。

 

このような方法は、絶対に避けてください。

 

 

 

 

3. 嫌がる習い事を無理に続けさせる

 

 

「将来のためになるから」「せっかくここまでやったんだから」──そんな思いで続けさせてしまうこともありますよね。

 

けれど、本人が強く嫌がっている場合、それは“トラウマ”になってしまうことも。

特に、人間関係のトラブル(友人とのいざこざ、先生との相性など)が理由の場合、心に深い傷を負ってしまう可能性があります。

 

中学生以降であれば、子どもの言葉にしっかり耳を傾けることが、今後の信頼関係にもつながります。

 

 

4. 思春期の体の変化に対するひとこと

 

 

「うわ〜、毛が濃くなってるね!」

こんな何気ない一言が、実は子どもを深く傷つけてしまうことがあります。

 

思春期の体の変化は、本人にとってとてもデリケートな問題。特に男の子は、自分ではどうにもできない体毛の濃さを恥ずかしいと感じやすい傾向があります。

たったひとことで「自分の体はおかしいんだ」「外に出るのが恥ずかしい」と思い込んでしまうことも。

 

どんな言葉も、子どもは“親のフィルター”を通して自分を見ています。だからこそ、何気ない一言が「心の鍵」になるのです。

 

 

最後に

 

 

親子の間では、言葉が時に近すぎて強く響いてしまうことがあります。

 

だからこそ、私たち大人は「正しさ」よりも「伝え方」に目を向けることが大切です。

ほんの少しの配慮で、子どもたちは安心し、前に進む勇気を持つことができます。

 

もし「これ、自分も言ったことあるかも」と思われた方も、どうか自分を責めすぎないでください。気づけた“今”こそが、子どもの心を守るスタートです。

 

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カテゴリー: 生徒・保護者様へ

投稿日:2025年04月16日