株式会社ステップ代表取締役甲斐です!
高校生での不登校は留年や退学といった事態に直結し更に深刻になっていきます。本日は高校生の不登校の対応についてお話したいと思います。
様々なケースがあり、全ての不登校生にあてはまるという訳ではありませんので、ご了承ください。
@ コミュニケーションがうまく取れない、ストレスになる
A 中学生から不登校気味ではあったが、対策をとらなかった
B 様々な不定愁訴(ふていしゅうそ)があり、登校できない
C 家庭環境の問題がある(夫婦仲が悪い・親子関係がうまくいっていないなど)
高校生での不登校は@のタイプの割合が男女ともに増えます。 学校でのトラブルや本人にとっての挫折をきっかけに一気に学校へ行くことを嫌がり始めます。しかし、中学生の頃からその傾向は表れているはずです。
次に、Aですが、中学生から不登校だったが、なんとか高校へは進学することができた。というタイプです。しかし、中学生の時に不登校と向き合って対策をとっていないのであれば、やはり、不登校へと戻ってしまうケースが多いです。
本人にとっては不登校が日常になってしまっているからです。学校へ登校することがとても大きなストレスとなってしまいます。
Bは体調を崩してしまうケースです。
真面目でストレスの解消が苦手なタイプの子は高校へ進学し更に難しい内容の勉強や友人関係、恋愛、親子関係に様々なストレスを抱え、パンクしてしまうというパターンです。ただし、具合が悪いのは真実ですので、愛情を注ぎ、焦らず、長い目で見守ることが必要です。
Cは家庭の問題に影響を受けている子供たちです。
高校生にもなると家庭の様々な問題を理解しています。夫婦仲が悪い、父親または母親が厳しすぎる、親子関係がうまくいっていない、お金の心配をしている。などです。 この時期の子供たちは自分なりの意見も持っていることと思います。ご家庭に何か問題がある場合は、しっかりと話し合い、子供たちの意見にも耳を傾けてあげてください。
それでは、どのように対応することが望ましいのでしょうか。
@ 本人の話をよく聞いて、尊重する
A 専門家にサポートしてもらいましょう。
B どっしりと構え、ご本人と色々な道を探しましょう。(大学入学資格検定や通信制に切り替えるのも視野に入れましょう。)
C 学習のサポートをしっかり行いましょう。(学習面の遅れはできるだけ防いでください。)
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