株式会社ステップ代表取締役甲斐です!
本日はお子様が不登校になった場合、親(保護者様)にどのような特徴と行動があるのかを書きたいと思います。
様々なケースがあり、全ての不登校生にあてはまるという訳ではありませんので、ご了承ください。
@ 不登校を受け入れられない
A 不登校を受け入れる
B どうしたらいいのかわからず、先延ばし
お子様が不登校になった場合@の「不登校を受け入れられない保護者様」は、不登校になったお子様を責めます。そして、それと同時にご自分の育て方も責めます。
本当に真面目な保護者様で、自分の学生時代には挫折した経験が少ないため、お子様の現状に対して絶望すらしてしまいます。お子様は保護者様のあまりの落胆ぶりに学校へは行かなければならないと強く思っているのですが、この葛藤にエネルギーを消耗してしまい、登校へのハードルが更に高くなってしまっています。お子様は無気力になったり、お腹が痛い、頭が痛いなど体調を崩すことが多くなってしまします。
次に、A 「不登校を受け入れる」保護者様です。お子様に対して理解を示し不登校を受け入れようと努力します。お子様には自己肯定感を与える事ができますので、不登校になった場合、最初の行動としてもっとも望ましいでしょう。
ただし、気を付けてほしいのが甘やかしです。具体的にどのおようなことが甘やかしにあてはまるのかと言いますと、本人の意思に任せるという理由でなにもしないということです。あるいは、安心のために病院巡りを始め病名を付けてもらうことで納得しようとします。
B 「どうしたらよいか分からず先延ばし」
という保護者様です。
仕事が忙しく、なかなかお子様とゆっくり話をすることができず、向き合って話をするときは@の保護者様のように責め立てて親子喧嘩が多くなるか、Aの保護者様のように不登校は受け入れますが、本人に任せっきりになってしまいます。あるいは、フリースクールや全寮制の学校やおじいちゃん、おばあちゃんの家など違う環境で暮らしてもらい、ご自分から遠ざけようとします。
この行動の全てはお子様に幸せになって欲しいのに、どうしていいのかわからないという思いからなのです!どの保護者様とお話をさせて頂いても同じで、その気持ちは胸が痛いほどです!!
それでは、どのように対応することが望ましいのでしょうか。
@全てを受け入れてあげてください。(私はあなたの味方と伝えましょう)
A 無理に学校へ登校させるのは逆効果(反動がきます)と認識しましょう
B 生活のリズムやスマホ、テレビ、ゲームについてはしっかりとルールを決めましょう。
C 学習面の遅れは防ぎましょう。(再登校を早めてくれます)
今回は不登校の保護者様の特徴や行動についてお話いたしました。特にキーパーソンとなるのはお母様です。
正しい知識と対応でお子様の味方になってあげてほしいと思います。
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