株式会社ステップ代表取締役甲斐です!
本日は9月は不登校が急増する時期という事実についてお話をしたいと思います。
様々なケースがあり、全ての不登校生にあてはまるという訳ではありませんので、ご了承ください。
5月病という言葉があるように、ゴールデンウィーク明けというのは不登校が増加する時期ですが、もっとも注意が必要な時期のひとつは9月です。
1学期すごく頑張った状態で登校していたお子様が不登校となりやすく、コミュニケーションをとることにストレスを感じる事が多いお子様は特に注意が必要です。
夏休みに入り、私たちが考えている以上に心も体もほっとしていたはずですが、夏休みの終盤にさしかかると、学校へ登校する不安が急に大きくなっていきます。
そして、2学期に入り、先生、友達とのコミュニケーションや、運動会などの大きな行事が負担となり、学校への登校を止めてしまうという流れです。
ここで大切なことは初期対応になります。
怒ったり、なだめたり、理詰めで、学校へ登校させようとしないでください。
学校へ行きたくないという理由は色々と思いますが、言う事がコロコロ変わっていたり、話をする相手によって理由が変わっていたりすることはよくあります。学校へ行きたくない原因は本人にもわからないか、自分の気持ちを上手に伝える事ができないのです。
大切なことは、1学期頑張ってきたことを承認し、お子様が孤独な状況に追い込まないことです。
保護者の皆様が焦りを抱えてしまうと、ますます自分の殻にこもってしまい、殻を破るのに相当なエネルギーと時間を使ってしまうことになります。 9月は不登校になりやすい時期だという事を理解し、適切な対応をしましょう。
子供たちも必ず葛藤しています。必ずまた学校へ行こうかなと思う時期が訪れます。それを早めるのか、遅くにしてしまうのかは、お子様への初期対応がカギとなるのです。
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